馬の実力を評価する

長距離レースは、一般的に騎手の手腕が大きく展開に影響すると言われています。ですから長距離レースは、馬でなく騎手で買うという人もいらっしゃるかもしれ
ません。菊花賞も3000mという長距離レースであり、騎手という面から分析してみると面白い側面が見えてきます。

天皇賞最多勝利数を誇り、長距離レースを得意
としている騎手に武豊ジョッキーがいます。武豊騎乗、長距離得意、人気馬とあっては、馬券対象にしてしまいがちですが、じつはその買い方は危険です。武騎手も40歳
を越え、近年は怪我による戦線離脱もあって成績は低迷しているのです。菊花賞に限ってみても、過去10年で五回1番人気馬に騎乗しましたが、勝ったのはディープ
インパクトという怪物的に強い1頭のみとなっています。武騎手が騎乗する馬は、人気馬ばかりで、いわば配当の薄い買い目となってしまいます。しかも勝率が高くない。

武騎手鞍上の馬の取捨は、菊花賞を考える上でかなりのポイントとなってくるでしょう。
武豊人気という言葉があるように、武騎手が騎乗する馬は、他の騎手が乗るときよりも人気します。いわば武ブランドですが、これはすなわち実力以上に評価される

こいうことにほかなりません。全盛期に武騎手がならともかく今の不調期では、レースで人気どおりの活躍は期待できないと思われます。クラシック戦線で春から十分
な実績を積み上げてきた馬ならば問題なさそうですが、トライアルを好走して人気となっているのならば危険なのではないでしょうか。オッズに惑わされず、純粋にその
馬の実力を評価することが、武騎手騎乗馬の取捨に欠かせないでしょう。

2011年9月13日

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