ファンにも期待されている名馬
最強馬必勝を言われている菊花賞ですが、この3000mものロングディスタンスを走りきることは容易ではありません。そういう点から逃げ切りで勝利した歴代勝利馬も僅か数頭となります。中でも見事なまでの大逃走劇で勝利したのが、59回目の開催となる菊花賞勝利馬であるセイウンスカイです。圧巻の逃げ切りを見せて勝った馬としては実に39年ぶりのハククラマ以来の業です。
クラシック3強と言われるスペシャルウィークやキングヘイローに並ぶ最強馬の一頭で、いつも2番手に甘んじていますが皐月、菊花の2冠を制した馬として、菊花賞での大逃走劇は他の2強の最強馬を凌駕する走りで、レース記録に逃げ切り勝ちを収めたことにより、今を生きる最強馬としての地位を固めていきました。
しかし後の有馬記念で同期馬のグラスワンダーに敗退、翌年春の天皇賞では2強の中の一頭であるスペシャルウィークに阻まれることにより、人気も下降していきます。更に故障のアクシデントに見舞われ療養となりブランク明けのレースに挑みますが、2年と言うブランクは想像を絶する衰退振りであり、迎えた春の天皇賞ではボロボロの結果で活躍の場を作ることなくレース界を退きました
。
ミスフォーチュンなレース馬として話題に取り上げられることもありますが、レース界を引退した後も種牡馬として活躍し続けています。この馬の産駒はあたかも生まれ変わりのような特徴を持っていてファンにも期待され続けています。
2011年9月13日
