クラシックの三冠
クラシック3冠目指す馬にとってもこれがラストとなる菊花賞です。京都競馬場の3000mというロングディスタンスを走ることとなり、この距離をまだ味わったことの無い馬たちも多く、脚の速さはもちろん持久力やボディバランスなど全体的なスキルの高さが要求される戦いとなり、皐月がスピード、ダービーが運、そして菊花が最強馬という格言まで存在しています。
クラシックラストを飾ることで知られるこの菊花賞は、3冠に王手をかけた馬がこの戦いにチャレンジし、セントライト、シンザン、ミスターシービー、シンボリルドルフ、ナリタブライアン、そしてディープインパクトという6頭の最強馬が3冠を成し遂げています。2冠を掴みこのレースにエントリーしてくる馬も数多くいますが、距離と言うハードルの高さに阻まれることも多く、トレーナーなど関係者にとってもこのクラシック戦の攻略が一番困難と言われています。
牝馬としてこの菊花賞に挑んだ馬もいますが、過去に制したのは1943年のクリフジのみ。最強牝馬の祭典となるエリザベス女王杯が設けられたことにより、以来菊花賞への牝馬参戦は無くなり、最強牡馬が犇くレースへとなっているのが現状です。
またステイヤー資質の嫌われがちな近年では、ロングランを避けて中距離に長けた牡馬が秋の天皇賞へエントリーしそこで勝利を上げることもあり、菊花賞のランクも低迷してきております。2007年から2009年の3年連続でダービー馬皆無の中、人気実力馬が勝利傾向にあった菊花賞でも下位人気の馬が活躍することも最近目立ってきています。
2011年9月13日
