レースの成績
レース成績が16戦中、5勝と2着フィニッシュが10回という実力もさることながら、圧倒的に高い連対率を誇っているのが、54回目の開催となる菊花賞制覇馬であるビワハヤヒデです。3冠馬となったナリタブライアンの兄弟としてファンからも人気を博しており、有馬記念を舞台に兄弟対決を心から望んでいたファンも多かったですが、残念ながら秋の天皇賞で故障のアクシデントに見舞われ、無念を背負ったまま引退を余儀なくされました。ビワハヤヒデの成績は4歳馬当時、GIで2着に収まることが多かったですが、5歳になってから完全に素質を引き出し、最強馬としてのポジションを獲得しました。
3強馬の1頭でもあったこのビワハヤヒデは、クラシックの激戦の最中においてその頭角を現し、前年度のGIレース朝日杯では2着、クラシック本番の皐月賞でもまた2着、ダービーにおいても2着とシルバーキング・ビワハヤヒデと呼ばれそうなほど惜しい結果になっています。いずれのレースも3強と呼ばれたナリタタイシンやウイニングチケットとの対決であったため仕方ないと言えば仕方ないですが。
しかし菊花賞では見事に他の2強を完全に押さえ込んで、金の栄冠を手にしました。それと同時に心待ちにしたGIタイトル獲得と最強馬の仲間入りを果たしたのです。ついにビワハヤヒデの時代到来とファンの誰もが思ったはず。迎えた有馬記念、堂々の1番人気に推される中、トウカイテイオーの復活劇を見せ付けられ、ストレートの競り合いの末2着と敗れてしまいました。
そこからは他の2強との力量の差が拡大し、トウカイテイオーはレースを退き、引退までの10ヶ月もの間、この馬のキングとしての活躍が続きました。
クラシックでは3強だった頃のライバルたちに阻まれ続けてきましたが、今がまさにこの馬の時代となるのです。
2011年9月13日
