波乱を巻き起こす要因
菊花賞出走へ向けてのチケットを手にするため、セントライト記念や神戸新聞杯を勝ち抜いてきた馬が優先的に出走を許されています。トライアルとなるセントライト記念は中山競馬場の2200mの距離を走ることになりますが、そこで上位圏内に入った馬が優先して菊花賞へエントリーする権利が与えられます。過去レースで19頭ものビクトリーホースを生み出していますが、2001年に活躍したイーグルカフェ以来の優勝馬が出現していないと言うのが残念ですね。
一方、神戸新聞杯は阪神競馬場を舞台として2400mもの距離を走ります。このトライアルも上位圏内に入った馬から優先的に菊花賞への出走権を得ます。1995年に菊花トライアルに指定され、関西圏を代表するトライアルレースとして唯一のレースです。このトライアルから18頭もの菊花賞優勝馬を出していることから、近年でもここから出現してくる傾向にあります。
廃止された京都新聞杯以外にも、メジロマックイーンが勝利を飾った京都条件レース・嵐山ステークスは、京都競馬場の3000mというロングディスタンスでしたが、ロングランに伴う疲労蓄積度やスタミナ維持の難しさから、本番ではメジロマックイーンだけが優勝馬となっております。また京都大賞典もレース改正により中1週とされ、この2レースがトライアルの中心と言えるでしょう。
どのレースも中距離ということから、本番に結びつくとも言い難いですが、トライアル優勝馬であっても絶対勝つと断言できないのが最近見られる傾向であり、菊花賞で波乱を巻き起こす要因ともなっているようです。
2011年9月13日
